Akari Translations

The bridge between languages, cultures, and people
言葉、文化、人の架け橋に

安佳里の生い立ち


上岡安佳里(うえおかあかり)は美しい山と海に囲まれた、四国の高知に生まれました。

7才のときに、父親の仕事の関係で東京に引っ越しました。そして中学校を卒業するまで東京練馬区で過ごし、高校入学と共に高知に戻りました。子供時代に大都市と田舎での暮らしを両方経験出来たことは、彼女の人生観を豊かにしてくれました。高知西高校に通いながら、新体操、ジャズダンス、そして高知発祥のよさこい踊りに励みました。

高校卒業後、ハワイに伝わるヒーリングアーツを学ぶため、初めて親元を離れ単独でマウイに移りました。しかし限られた英語力では学びたいことを真髄まで学べず、また意思疎通も思うようにいかなかったため、まずは英語をしっかりと学ぶことにしました。

マウイ ランゲージ インスティチュートという語学学校に出会い、そこでしっかりとした英語の基礎を習得しました。その後英語力に磨きをかけるため、 マウイ コミュニティ カレッジに入学し、小さい頃から子供と接することがとても好きだったので、幼児教育を専攻しました。在学中と卒業後の4年間、マウイ ランゲージ インスティチュートにて、スチューデント アシスタントして働きました。世界中から英語を学ぶために来られた学生さんたちのケアをすることに、とてもやり甲斐を感じていました。

マウイ・コミュニティ・カレッジを卒業した後は、アロハ マッサージ スクール オブ マウイに通い、マウイへ来た当初の願いを果たしました。マッサージの知識や技術を学べたこと、またハワイ州のマッサージライセンスを取得出来たことは素晴らしい体験でしたが、そこで彼女は気付いたのでした。彼女の本当のパッションは世界の平和に子供の教育を通して貢献することだということに。

そこでハワイ大学マノア校に編入し、小学校教育を専攻し、4年制大学の卒業資格と、ハワイ州の教員資格を取得しました。卒業してすぐにルーツという私立の学校で、3歳から5歳児を複式学級で2年間教えました。カリキュラムを自ら作り、事務の仕事も重ねて行い、また学校の理事会のメンバーとしても様々な取り決めに関わりました。その後、公立のハイク小学校で雇われ2年生の担任として4年間教えました

翻訳と通訳の仕事はマウイ ランゲージ インスティチュートで働いていた頃に始めました。入学の手引き、オリエンテーション、パンフレット、名刺、広告資料等様々な書類を訳し、会議や学校の行事なので通訳もしました。そしてアカリトランスレーションズを2010年に設立しました。

2015年から2016年の1年間は、マウイ ランゲージ インスティチュートの要望により、
短期グループ留学のコーディネーターとして勤めました。留学生たちのケア、そして彼らがグローバルシチズン(地球人)として育っていくお手伝いをできることを楽しまみました。

また、英語と日本語の言語としての理解と教職の経験を組み合わせ、
日本語と英語のプライベートレッスン、グループレッスン、そして子どもの家庭教師(算数、国語など)もしています。

安佳里は、一ヶ月に30から40冊の本を読む母の影響を受け、読み書きを心から楽しんで育ちました。常にベストを尽くし、責任感の強かった父からは職業倫理を学びました。そんな彼女は、読み書きと人と人の繋がりをこよなく愛し、言語、文化、そして人々を繋ぐ橋渡しとなることに、心からの喜びを見出しています。

趣味は踊ること、書くこと、読むこと、そしてゆっくりと湯船につかることです。最近瞑想を始め、日を追うごとに瞑想が魅力的に感じている日々です。
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Banner photo by Rena on Unsplash